2023/12/02 に開催された Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTO に参加してきたのでまとめ。
オフラインイベントが徐々に復活してきていますが、自分としては相当久しぶりのオフライン登壇となりました。 リアルな熱気とか、実際にしゃべれる、とかが本当に楽しい。
勝手に展示会開催
今回は、 TinyGo のオフィシャルのステッカーやピンバッジなどを持ち込んでいたので、配ったりしてました。 ステッカーもらいに来てくれた人と話し込んだり、というあたりがとてもオフラインっぽい。
TinyGoの基盤ピンバッジすごい!
— Iwamin (@B_Sardine) 2023年12月2日
#kyotogo pic.twitter.com/khZXGjxEEK
お土産コーナーにパンが提供されていた笑笑 #kyotogo pic.twitter.com/cXqKGbdi4D
— Shohei Gopher Z&Ninja (@PGShohei) 2023年12月2日
また、 satoken さんと基板持ち寄って遊んでみたり、という感じで色々楽しめました。 以下のうち自作キーボードは会場の後方にて、昼から展示していました。 自作キーボードの話をするのに、自作キーボードを持ち込まないわけには、という感じで持ち込み。
@sago35tk さんのと基板合わせの写真が撮れてよかった! #kyotogo pic.twitter.com/JtMSpv1VKp
— satoken@飲フラ (@ken5owata) 2023年12月2日
自分のトーク
「続) TinyGo で作る自作キーボードの世界 」 というタイトルで登壇しました。 資料はこちら。
動画は多分後で改めて公開されそうだけど、アクセスできるのでここにも貼っておきます。 10 分ほどで 42 ページめくりつつ、残り 10 分でライブコーディングする、という構成で話をしました。
若干時間が足りない感じがあったので急遽 Demo 内容を変えたらアクシデントも発生して、そういうあたりもとてもライブっぽい。
自分は Vim を使っているのですが、 Vim に対して 「強制的に一秒ごとに a
キーを送る」 というキーボードを接続してはいけない。
ライブコーディングでaを押しまくるキーボードのファームウェア書き込んで、aにコーディング邪魔されるww #kyotogo
— MakKi (@makki_d) 2023年12月2日
そんな感じのアクシデントも含めてとても楽しかったです。
ライブコーディングはハプニングもあったけど、ほぼいい感じだったので、皆さんの反応も良かったので安心。
ライブコーディングでレイヤー機能まで実装できるのすごいな #kyotogo
— Takayuki Miyahara (@always_allokay) 2023年12月2日
自作キーボードライブコーディングで作っているのみているだけなのに達成感味わっててハマりそう
— てるい / Showcase Gig@仙台 (@1019Hiroya) 2023年12月2日
#kyotogo
正規表現で色付けを行う
ライブコーディング中に何気なく使った Vim で選択範囲 (正確には正規表現にマッチする部分) を色付けするプラグインが注目を集めてた。
選択範囲を2色で表示するの何使ってるんだろう #kyotogo
— ねことまと🐈🍅🍲 (@tomato3713) 2023年12月2日
これは、 Mark.vim という Vim plugin を使ってます。 社内の自分が関わる辺りでは、ものすごく当たり前に使われているものですが、確かにこの手の話はあまり共有できていない。
ちなみに、 VSCode にも同様のことが出来る Plugin はあるのでこちらを入れておくとよさそう。 こちらも社内の VSCode ドキュメントではおすすめ拡張機能として紹介されてる。
この辺りの話は、だいぶ昔ですが YAPC::Kansai 2017 OSAKA の前夜祭で話をしています。 各々の開発環境のこだわりポイントとかマニアックな何かを紹介するイベントでとても楽しかった思い出。 定期的にこういうのやって、他の人の何かに刺激を受けたい。
Togetter
当日の Twitter は以下にまとまっています。
TinyGo のトークは以下のあたりから。
気になったトーク
当日の自分的に気になったトークはこちら。
日時処理の新スタンダード: Synchro によるタイムゾーン安全、楽々開発
@codehex さんが開発している日付処理 package の話。 Twitter で見てたので存在は知ってるけど、って感じだったのが一気に解像度上がった。 これはさっそく使ってみる。
Goプログラムがビルドされるまで(コンパイラーの仕組みを探る)
Richard Rowland さんの Go コンパイラーの話。 コンパイラーのバックエンド、フロントエンドのあたりの話とか、とても興味がある分野なので面白い。 字句解析 → パース → AST 生成 までがフロントエンド、その後バックエンドでミドルエンド最適化、ウォーク、SSA、機械言語の生成、という形で紹介されてた。 そして、それぞれを分かりやすく紹介してくれているのが素敵。
まとめ
楽しかった。 運営の皆さんありがとうございました。 そして参加者の皆さんもありがとうございました。